千葉知施連と県障害福祉課との懇談会が開催されました。
平成24年8月22日(水)、県障害福祉課との懇談会が下記のとおり開催されました。
記
日 時 平成24年8月22日(水)午後1時30分〜3時30分
場 所 千葉市ビジネス支援センター 「きぼーる」14階 商談室
出席者 (県) 障害福祉課長他3名
(連合会) 会長他6名
議 題 1.障害者支援施設のあり方
虐待問題、居住、風呂、トイレ、食事、苦情解決など
2.施設入所希望待機者について
2-1.入所施設待機者の問題
2-2.入所定員と入所者数の問題
3.医療負担の軽減について
4.知的障害者の高齢化について
5.緊急事態発生時の対応について
5-1.2.大震災発生時の対応について(防災計画、福祉避難所)
5-3.新型インフルエンザ患者発生した時の県の方針について
6.障害者支援施設利用者の年齢階層と障害程度区分の分布について
県の考え(主なもの)
・県内で発生した性的、経済的虐待などについて、10月から施行される障害者虐待防止法のマニュアル作成や施設職員への研修・指導など万全を期して対応する。
・入所定員について、23年度4月の入所施設定員5,028名、3年間で4,700人にする計画(26年度見込み)。定員数は維持するが入所者数を減らす。
・医療費の現物給付(受診券)について、7月の県議会で県福祉協会など3団体の請願が採択されたのを受けて県は急ピッチで前向きに検討している。但し障害者にも何らかの自己負担をお願いすることを考えている。
・高齢化について、積年の課題だったが問題が顕在化し現実となってきた。県もPTを立上げ、自立支援協議会でWGを設置。国もようやく検討を始めた。障害者総合支援法の付帯決議で小規模入所施設の在り方を検討、3年間かけてやる方向である。
・東日本大震災を受けて24年8月に防災計画、実行計画が改定されるので、ガイドブックの見直しをする。福祉避難所は現在8箇所しかないが、24年度7,200万円の予算計上、5箇所を増設する。
以上